“あの頃”の翔くん ~タイトなパイオニア(4)

憶測の域を出ないけど、桜井翔*1滝沢秀明という人はたぶん合わない。お互いdisりはしないしたぶん因縁もないし感情的なものでもない、ただ何となく、合わない。私が初めて『素顔2』のビデオを見たとき、もう嵐はデビューしちゃってたんだけど、改めて「やっぱこのメンバーではデビューできないわ」って思った。あのベガス旅行では完全に滝沢・相葉チームと桜井・二宮・松本チームに分かれてしまっていた。時々ニノと潤は滝沢チームと絡んだりもするんだけど、必ずどちらかは翔くんのそばに残る。滝沢・相葉と翔くんは会話をしても非常にぎこちない。このぎこちなさは時間が解決するものでもなかった、きっと。絶対。あの夏、何があってあの5人でラスベガスに行き、その後何があって今の5人でハワイに行ったのか、その本当の意味なんて私は知らない。ただ、あのままあの5人でデビューは絶対無理だったのは分かる。

 
 
2002年の冬にnonnoで滝沢と今井翼と翔くんの3人の対談があった。*2
ちょうどその代が成人するからなんだけど、びっくり案件としてよく覚えている。アイドル誌でもなく当時嵐が連載やってたSeventeenでもなくnonnoってのもびっくりだし(当時はファッション誌に載るとかすごくレア)、ヨコとかも交えずこの3人だけの対談ってことにちょっとどきどきした。その頃、滝つはまだジャニーズJr.だった。ジャニーズJr.も含めて成人記念の対談を組むならすばるやヒナやヨコだって呼んでもいい。まあ?そもそも明治神宮での成人式に出てるのもこの3人だけなのでまあそりゃそっか、って話でもあるのだが。だがだが、「え、どんな話するの…?翔くん話せる?滝つだけの対談の方がよくない?」と不安になった。それくらい、そわそわする組み合わせだった。
 
 
このnonnoの対談が読みたくて古いファイルを引っ張り出したのだけど、そこでもっと面白い記事を見つけてしまったのでそちらを紹介したい。
 
1つめ。
何の切抜きかも分からなくて、ピカンチの宣伝で5人で載ってるんだけど。そうそう、学生時代の翔くんってこういう人だったのよ、っていうすごく純度高いやつ。
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2つめ。
時代丸出しで恥ずかしいんだけど、謎のネット記事のプリントアウトwwwwwwプリントアウトてwwwってツッコミは2003年という日付で許してくださいw*3 これが何のインタビューでいつの記事かも分からないけど、よい子の味方関連の何か。これも学生時代の翔さんがよく分かる良テキストです。
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このね、「染まったら負けだ」っていう翔くんがすごい好きだった。
 
 
なんでそんな戦闘モードでここにいんだよ、嫌々やんなくていいんだよ、ってJr.時代の翔くん嫌いな人もいっぱいいたと思う。若かりし翔くんは2秒だか3秒だかでキレると評判wの血の気の多い人だったわけだが、そのキレはヒステリーではなくだいたい理屈があって、例えばこの記事に書いてあるように家の周りや学校に押しかけるとか、それで学校内で変な風に絡まれたり、友人の態度が変わっていったりっていう二次災害だったり、そういうことにずっとピリピリしていたのも原因の一つだと思っている。10代の翔くんってどこにいても異邦人だったんですよ。やっぱジャニーズ内でも異質だし、高校の友達にも「お前は俺だから仲良くしてるの?それともジャニーズJr.の桜井翔だから仲良くしてるの?」とか思ったり。そんなこともあって、あの頃の翔くんは心を許した人にはすごく愛情深いけどそれ以外に対しては警戒心が非常に強く、そういう線引きがはっきりしてる人に見えた。(そしてそういう気の強いところがカッコよくて好きだった)
 
 
ちなみにだけど、こうやって自分が自分でなくなるのが嫌だってガチガチに武装してるようなあの頃の翔くんだけど、今は当然そういうのはない。恐らく、翔くんは枠組みから逸脱することを恐れる保守的な人だ。(なんせ「ステージ上終身雇用」。石橋を叩いて渡る前に叩き過ぎて割っちゃうタイプとか自分で言うし、誰もやってないことやりたがるのも同じことしてたって生き残れないという不安からくるものであって裏を返せばビビリというか安全思考。)
あの頃翔くんの世界は高校生でそして大学生だから、芸能人の価値観に染まって、普通の高校生の、大学生の価値観が分からなくなってしまうのが怖かったんだろうね。でも大学を出て、周りにもテレビ局やお堅くない職業に就職した人も出てきたからなのかなあ、すこーしずつ芸能界への警戒を解いていった気がしている。すれ違う全てが敵みたいなこの警戒具合は世間知らずの学生だったころ特有のもので、若さの象徴みたいに感じている。
 
 
まあでもそんなわけで、この「染まったら負けだ」と思っていたところが、当時(特にJr.時代)の翔くんの翔くんたらしめたところであり、滝沢と相容れられなかった原因でもないかと思っている。
 
 
翔くんはジャニーズでいることがコンプレックスだし、染まりたくないって芸能界に喧嘩売ってるし(そこまで芸能界嫌ってイライラしながら寧ろ何で試験休みでフェードアウトしないでわざわざ修羅の道に戻ってくんだよwという愉快な話でもある)、とにかく反抗的だし王道の逆しか行きたがらないし色んな意味で事務所の常識破りだしw、それに刹那的な存在だった。ジャニーズJr.やってるほとんど全ての人がデビューを目指してデッドオアアライブの世界で頑張っている中で、翔くんだけは最初から一択しかなかった。ずっとここにはいない。いつかいなくなることを前提として今を全力で生きてるだけ。ある意味ずるい。でも別にだからって険悪なわけではなかったんですよ。色んな人と仲良かったし、やっぱり楽しいから試験で休んでも戻ってくるんだろうし。ただ、それがいつかは知らないけどいつかは翔くんは自分の世界に帰ってしまう人だっていうのはみんなが共有している決定事項みたいなものだった。はず。
 
一方で滝沢は幼くしてそこにしか生きられない人だった。滝沢は滝沢で、デッドオアアライブの世界に生きていなかった。気が付いたときにはプロだった。黄金期のジャニーズJr.は今と違ってジャニーズJr.で一塊(その中で序列や簡単な区分けはある)って感じのごちゃっとしたものだったけど、滝沢だけはそのごちゃっから1段違うところにいた。わいわいがやがやした子供の中にひとり保護者が混じってるみたいだった、滝沢だってまだ少年なのに。そしてそのごちゃっとしたものの中から誰が生き残るか分からない中で滝沢がデビューしないわけはない(つまり滝沢を除いた残りの枠に誰が入れるかを競っている)っていうのも当時みんなが共有している決定事項みたいなものだった。
 
だから言ってみたら滝沢と翔くんの2人だけだったのかもしれない、選択肢がなかったのは。みんなどちらに転ぶか分からない中で、最初からずっと翔くんはいつかは自分の世界に帰ることが決まってて、滝沢だけはあの世界に当確してた。あまりにも違う2人は、お互いをどう思っていたかは知らないけど、なんかちょっと、ぎこちないというか、気を遣う感じはあった、と思う。ベガス然り。
 
 
テレビでデビューの話をするのはお涙頂戴とか変な物語をつけられがちだからほんとは好きじゃない。「一緒に頑張った、全てのジャニーズJr.に、ありがとう」って言葉でもう答え出てるし。翔くんはずっと、「全てのジャニーズJr.」を引きずってた。ハワイのときの夜会でも言ってたけど、自分よりもっとデビューしたかった人を知っているから。自分なんかよりもっと全力でそこに懸けてた人たちを知っているから。
「自分が選んだ道が正しかったのか、…よく分かりませんでしたけど」これはファーストコンサートでの言葉だけど、さっきの記事でも、『H』の17歳の自分への手紙(2014.01)*4でも同じことを言っている。それは自分がいるべき世界に戻り損ねたことも1つだし、自分が選んだことによりその道を選べなくなった人への想いも含んでいると思っている。
 
ただ、「全てのジャニーズJr.」と滝沢って別物なんじゃないかと何となく思っていて。「全てのジャニーズJr.」はあのごちゃっとしたものを指しているイメージで、この言葉から思い浮かぶ顔はフライデーの彼らやMAや裕貴くんや梨本くんや譲くんやまっさんや…で………翔くんのこういう話は何度か聞く機会があったけど滝沢についてどう感じていたのかは語られたことがない気がする。というか簡単には語れないセンシティブさがあった。*5
 
 
と、ここまでが、夜会を観る前に書いていた部分。ハイ、2016.07.14の夜会に向けたなげぇなげぇ前振り。
と言ってもまああんだけ煽られていた「うしろめたい」はデビューについてでも、学校と両立していた事でもなくて、反抗期だった事についてでした。あらやだ、読み外しちゃった。だからいつだか太一の頃のプレミアムで屋良っちが話していた内容に近いかもね。あの辺のメンツで滝とかに反抗してたっていう。結局夜会に便乗してあの頃の翔くんを思い出しまくっただけでしたwまあ所詮夜会だしね、ゼウスだしね。

まあでも、大人になって、ちゃんと話せてよかったねって思った。本当かざとまが言ってたのが盛ってもなくてへんな演出も煽りでもなくて、ほんとそんな感じだったよな〜と思うから。あの時の翔くんじゃ滝沢の責任の重みは分からないし、今の色んな重みを知った翔くんだからこその気持ちだろうし。どっちがすごいとかどっちが悪いとかそういう話じゃないよ。っていうか何なら私はそんなヤンチャな翔くんが好きだったわけだし。

でも今このタイミングだからよかったんだろうなぁ。このタイミングとは、タッキーって呼べるようになったタイミング、つまり半年前にブイコンを観に行き、あの頃を懐かしみ、斗真がしつこくしつこく鬼電をし翔くんを呼び出し、飲みじゃ飽き足らずカラオケに行って当時の踊りを踊り、おじさんたちが覚えたてのLINEでグループトーク作るようになった今ってことだよ!!!つまり感謝すべきは夜会でもゼウスでも滝様ドラマでもなくV6兄さんとそしてやっぱり鬼電してきた斗真だよ!!!!!!(あれ?)斗真が翔さんを好いてくれてることに本当救われているよありがとうな!!!!
 
 
それにしてもさ。
あのプリントアウトのやつ発掘して笑いが止まらなかったんだけど、「採算合うように」のくだりがもう桜井純度高すぎない???wwwwwwwww だから、「作られた真実」なんて永遠に克服しないんだよこの人!一生割り切ってるだけだよ!wwwww
でもさー?こんなマイナスなことばっか言う人がさ「5人なら何でもできそうな根拠のない自信があるんです」って言うのやばくない?当時はまさか紅白の司会とか国立コンとか年間売上1位アーティストとか絶対想像もできないくせに根拠のない自信だけはあるんだよ、この頃出したシングル、ウィークリー2位なのに。*6*7
で、また「その根拠の部分をみつけるように頑張りたい」って言うけど結局またその10年後に「仲が良いって言われるのは恥ずかしい」とか「分かりやすい武器がほしい」「もっと実力で評価される人になりたい」とか言うからねあの人wだから10年かけて見つけた「5人なら何でもできそうな」自信の根拠は仲が良いからなんだってば!wでもそれが恥ずかしいんだってよ!wでもまたその2年後に「何かもうどうでもよくなっちゃった」っていうからねあの人!はぁーーーおもしろい!翔さんあんた振り返れば振り返るだけループしてて面白いよ!
というわけで長ったらしい思い出話につきあってくださってありがとうございました。
 
 

*1:もちろんわざとこの字で。

*2:http://www.shueisha.co.jp/CGI/magazine/rack2.cgi/magazine/nonno_detail.html?key=detail_b&zashimei=nonno&id=0116

*3:ついでに白状すると当時私は好きなサイトさんの記事はだいたい印刷してましたwwリビング行ってパソコン開いたらまたパソコンばっかり!て怒られるから、いつでも読み返せるように…w

*4:https://twitter.com/_malika5/status/746357397573115905

*5:嵐がデビューしようと何だろうとそれでもやっぱり滝沢が特別な存在であるというそのパワーバランスは変わらないので、嵐はデビューしてもしばらく滝沢とずっと同じ番組に出ていたり、滝沢MCで嵐雛壇みたいななんとも言えない状況だったり、カウコンに出てもJr.な滝つより歌割少なかったり、あの嵐デビューからタッキー&翼デビューまでの数年はまあ微妙なものがありましてね。だから、「ご褒美をあげる」と言われたら「自分たちだけの番組がほしい」だったわけで、「どんな内容でも深夜でも構いません、自分たちだけの番組がほしいです」がヲタクも本当に心から同じ気持ちで、だからあんな合鍵企画とかくそみたいな番組でもそれでもないよりは!!だったわけで。

*6:とまどいが黄泉がえりに負けてウイークリー2位だったのは覚えてるんだけどあれリリースかぶったのかなあと確認したらとまどいは2/13リリースで月のしずくは1/15だった件wwwwWISH握手会事件の方が物語性があるから目立つけど、実はあれのがやばいw発売5週目の新人に負けたwというか2003年リリースはどっちも1位取れなくて、ハダシ/ことたいは福山の虹に負けたんですよ。と調べてみたら、虹も2週目だったwww握手会ドーピングしても勝てなかった2週目の福山…w

*7:でもそうやってだいじだいじに守られてない感が当時の嵐ヲタのガソリンだった気がする。

むにに にむ

Happy 26th Birthday!! 

いのおくーん!すきだよー!の気持ちをこめて、最近倍増どころか20倍増くらいしたここ1年くらいのソロのイレギュラーテキスト(主にカラフト露出とメレンゲ&めざまし露出のいのおさん単独記事に絞って読み返してます)を振り返って好きないのおさんを詰め込む。

***

2015春・初舞台に向けて

「頑張ってそういうお仕事がいっぱい来るように成長しないとなって。こういうチャンスが来たときに、勉強することも大事ですけど、次につなげていけるようにある程度の結果を残さないといけないなと思っています。常にそういう気持ちでやっていけたらなと考えてるっていうか、“思ってる”くらいですけどね。」(TVfan CROSS Vol.14)

「僕はあまり、日常から役に入り込んでしまうタイプではないと思うんです。追い込まれるとダメになっていくタイプなので(笑)。どんなにギリギリな状態でも、どこかに自分を客観的に見る余裕を持っていないと、いっぱいいっぱいな自分でしかなくなってしまうんです。」(STAGE SQUEARE Vol.13)

ーー4月からは出演ドラマもスタート。舞台との両立は大変そうですが……。「先輩たちもみんなこうやっていくつも仕事を両立しているので。この機会に、僕もお芝居と言うジャンルで少し成長できたらなって。」

「芝居もバラエティもまだそんなにたくさんやっているわけでもないので、どれが一番楽しいのかは、わからない。でも、とにかく自分の仕事をやっていけたらいいな、っていうのが正直な気持ちです。グループのことはもちろんですけど、僕の名前も覚えてくれたら嬉しいです。」(With 2015.5月号)

Hey! Say! JUMPのメンバーで舞台をやっているのは、薮宏太と八乙女光の2人だけで、オレで3人目。グループの中では意外と早くに舞台のチャンスを頂けたんでびっくりしたのが本音です(笑)。」

ーーメンバーからどういう人だと言われるの?と尋ねると「『伊野ちゃんは頭が良くて、真面目で、カッコよくて優しいよね』ってみんなから言われますよ。」「そうしたら読者のみなさんが『コイツ、すげーな。自分でハードルあげた』って少しでも興味を持ってもらえますかね(笑)。」(FLIX 2015.6月号)

「今までの僕を知っている人がこれを見て『アタシの好きな伊野尾くんじゃない!』ってこともあるだろうし、初めて僕を見て『この人いいな』って思った人がコンサートを見にきたら“なんか違うな”って思うこともあるかも知れないけど…」「全部好きになって、興味を持ってもらえればいいなと思います。」(TVfan 2015 たぶん5月号)

この頃、結構こういう興味を持ってほしい、自分を知ってほしい発言が多いね。あとはお芝居もバラエティも「まだ分からない」を素直に連発してます。上記のインタビューはほとんどカラフトの稽古も始まる前とかなので、ま、そんな感じでした。

で、肝心なところを端折りますがこの間にワクワク学校や24時間テレビがあって、おねむ男子からのHanako表紙*1からの猫好き男子展開、約1ヶ月のうちに特番出演が3回*2、そしてボンビーガール2回からの志村どうぶつ園準レギュラー(仮)になります。

さて続いてここ2ヶ月の怒涛の雑誌ラッシュ編。

 

2016春・めざまし・メレンゲレギュラーへ

ーー自身を取り巻く環境の急激な変化について尋ねると<中略>少し考え、「うーん、まずはありがたいことだと思ってるかな」と、こちらが拍子抜けするほどのんびりした口調で答えが返ってきた。

「いや、本当は周りの人たちのおかげなんですよ。いろんな人にツッコんでいただいたり、編集で面白くしてもらってるだけなんで」

ーーソロの仕事がほとんどなかったという何年間かに、苦悩はなかったのだろうか。「もちろん、少し落ち込んだり悩んだりはありました。でも、わりとすぐに切り替えて、自分にできることをきちんと頑張ろうと思ってやっていた気がします。」「仕事で返せないけれど、いつかこの経験を活かせるようにと、(大学に)しっかり通おうと決めてやってたんです。」(ザテレビジョンZoom Vol.24)

表紙のQLAPは最高すぎて全文起こしになりそうなので、頑張ってなるべく少しつまむだけにする……(それでも拝借しすぎ)

ーー周囲の反応はどうですか?「家族はすごく喜んでくれています。僕の仕事はサラリーマンと違って5年後10年後がまったく想像できないんで、こうして自分の仕事をテレビで見てもらえることで、少しは親を安心させてあげられたのかなって。」

ーーちなみに、昨年からの露出増加を受けて、“伊野尾革命”という言葉が生まれているの……知ってます?(笑)*3「そうみたいですね(笑)。でも革命ってついて来てくれる方々がいないと成功しないじゃないですか?だから、僕のことを昔から応援してくれるファンの方々がいてこその言葉だと思ってます。」

「前の僕は7年間くらいほとんど個人の仕事がなかったわけで。その時に“自分にできることってなんだろう”と考えていたんですよね。当時は今の自分にできるのは大学に通うことだと信じて勉強を続けていて。*4「“仕事が少ない時こそ、毎日遊んでないで、ちゃんと大学に行く”って気持ちがあった。4年間で卒業したかったしね。僕が大学に通うことでメンバーに迷惑をかけることもあったと思うけど、自分の中で“ちゃんと卒業しよう”って強く決めていたから、どんなにしんどくても辞めようとは思わなかった。」

ーー忙しくて疲れているはずなのに、いつも盛り上げてくれて感謝してますよ。「それ!みんなに『大変でしょ?』『忙しいでしょ?』って言われるんだけど、大学に通ってた時の方が大変だったから(笑)。」*5

これまでメンバーにしてもらっていたことを今度は自分が担って、Hey! Say! JUMPというグループをもっと大きくしていければと思っています。」(QLAP 2016.5月号)

ーー自分でも“忙しい!” “仕事してる!”という実感はありますか?「でも普通に働いているサラリーマンの方とか、もっと忙しい方もたくさんいらっしゃると思うし。そんなにすごい忙しいなとは…まあ忙しいですけど(笑)。ようやくちゃんと社会人らしいことができてるのかなって思いますね。」(TVfan 2016.6月号)*6

「頑張ったって言ったら…大学4年の卒論を書いている時かなぁ。」「(大学と仕事の両立は)やっぱりメンバーに負担をかけたとは思うから、本当に感謝しています。」(ザテレビジョン 2016 No.16)*7

「今までは他のメンバーは個人の仕事をしている中で僕はなかったので、グループに還元できるお仕事ができるっていうことがやっぱりうれしいです。それはデビュー時から応援してくれるみなさんがいるからこそ。その人たちに喜んでもらいたいし、逆にここ何年かで僕を知って好きになってくださった方にも違った一面が見せられるように精一杯やりたい。」(mina 2016.6月号)

先輩方には感謝しています。皆さんに面白くしてもらい、たまたま僕がキャッチーで一般の方に捕まったものがあったわけで、巡り合わせだと思う」

「メンバーや、7~8年個人仕事がなかった僕をずっと応援してくれたファンの方々にやっと恩返しができて、仕事している自分を見せられるのが嬉しい」

「評価は自分ではなく他人が決めること。だから僕は与えられたことをしっかりやり遂げられるよう精一杯頑張るだけ」(STORY 2016.6月号)

「学生時代、仕事と並行して学校に行って、提出物や卒論に追われて連日徹夜というゴールの見えない闘いを経験していたおかげで、この状況でも体力的なきつさは感じずにいられてます(笑)」(TV LIFE 2016 No.12)

「革命なんておこがましいんだけど…」

「これまで本当にソロの仕事が全然なかったから。みんな何でテレビに出ないんだろうとか、何でソロの歌割りがないんだろうとか、心配していたんだろうなって思うの。それは自分に何かが足りなかったからだから、せっかく応援してくれてるのに申し訳ないなって気持ちがあって」(ザテレビジョンCOLORS Vol.23 RAINBOW)

「なぜこの状況に陥ったかってこと?」

<ワクワク学校や24時間テレビを挙げつつ>「先輩から名前を出してもらえる機会があったりして、注目してもらえる部分もあったと思うので、巡り合わせとか、運とか、タイミングなのかなって。これが自分の実力だとはまだ全然思っていないし、応援してくれるファンの人とか周りの方々のおかげだと思うので、しっかり恩返しするためにも、実力をつけて、結果を出さなきゃいけないなって思う。

ーー有意義な大学生活だったんですね。「今考えたらね。」「当時は全然バラ色じゃなくて、ドブみたいな学生生活だったけど。」

「バラエティー番組を1本録った時に、誰かは前に出るけど、それ以外は注目されないということは必ずあって、9人を平等になんて無理なわけ。必然的に誰かが目立ってくるんだけど、誰を前にするかで見え方が全然違うのがJUMPの利点だと思うんだよね」(TVガイドperson Vol.46)

 

本当は最近、というか1ヶ月前くらいがピークだったのだけど、正直いのおさん見ててぱっぱらぱーにハッピーハッピーという訳ではなくて。いのおさんに、ではないけどいのおさんの環境や聞こえてくる声に思うことがすごいあって。でもそれですごくすごくいのおさんについて考えてたらなんかかえって楽しくなってきちゃって、なんかもうどうでもよくなった。だって悶々しながらこうやって雑誌読んでたらどれも一本筋が通ってて、飄々と、しかし明らかに成長してる部分もあって、どれもこれも好きしかない!!!!この訳わかんない状況に新規ながらも気持ち悪さを感じたりもしたけど、こんな状況だからこそこんだけの文献もらえてるんだもん!Myojoの一万字もはぐらかしてインタビュアーの好きにはさせまいみたいだったいのおさんがこんなに何本も真面目にインタビューに答えてくれて、その度あーーーやっぱだから私この人だったんだな!って思えるのチョーーーー幸せじゃね?!?!!って思ったらもうこの訳わかんない状況にも純粋な感謝しかない〜〜〜!気持ち悪い状況様様〜〜〜!だから難しいこと考えないで、とにかくいのおさんがくれるものを全力で楽しみたい。そして、あーーーーーーーすき!!って言えればそれでいい。

「何か自分が想像もしないような未来になっていたらいいよね。今の状況だって3ヵ月前にも想像すらしなかったことだから。良くも悪くも。想像できないことの方が楽しいと思うし、想定外のことが一番面白いからね。」(TVガイドperson Vol.46)

といのおくんは言う。そう言われると確かに私もJUMPには興味あるけど担当にしたい子がいないんだよね~とかずっと言ってたのがまさか急に伊野尾担になるとは思ってなかったし、ちょっとこいつおもしれーなそういえばこいつのこと全然しらねーな気になるなと思ったのが運の尽k…今の楽しい生活の始まりだなんて4年前は思ってもなかった。本当、想像もしなかった未来に連れてこられて、おかげでどんどん面白い体験をさせてもらっているよ。だから、26歳、ますます働き盛りのいのおくんが今年も楽しく過ごせますように!そして今年のいのおくんも「あーーーーーーーー好き!!!こういうところが好き!*8って思わせてくれますように。いのおくん、お誕生日おめでとう!生まれてきてくれたことに感謝!*9

*1:そもそもいのおくんが雑誌の表紙を飾ったのは2015年が初。1月におしゃれヘアカタログの表紙が決まった時大騒ぎして、3月にベスステの表紙で「これがほんとにほんとの初表紙だ〜」とぽわぽわ喜んだ半年後にアレだよ……

*2:芸能人ですよ旅、なりきりアニマルパーク、爆買いJAPAN

*3:でもこれ、2013年くらいから騒いでない?Qさまに出た時もネプリーグに出た時も、100アカが決まった時も洞窟ロケの時も伊野尾革命くるー?て騒いでなかった?きたー!は確かにワクワクと24時間だろうけど、言葉自体は結構前からあった記憶だよ。

*4:これ、ポジティブな感じじゃなくて、本当にそう思わないとやってられなかったっていうか、あの頃のいのおさんはそれがこんな風に今に繋がるなんて絶対思ってなかったのにとにかく通うしかなかった感じがいいんだよ…!

*5:奇しくも、同じよ~うなことを元担も言っていました。高1で留年しかけたこと、試験と主演ドラマが重なって1週間で計10時間睡眠だったこと。超聞き覚え見届け覚えあるわこの理論。だから、本当にそうなんだろうねって安心して背中を押せます。

*6:これも似たようなこと、どっかのよく知った人がバブルの頃に言ってました。個人的に、こういう感覚でいてくれるのものすごく頼もしさを感じる。

*7:でもあなた、一方でその卒論書きながら帝劇103公演皆勤賞って面もお持ちですやん…。

*8:「(そして顔が好き。)」

*9:だって「6月は伊野尾が生まれたことに感謝しよう」って言うから。

ジャニヲタの私が初めてシルク・ドゥ・ソレイユを観てきた話をしたい

先日、人生初ラスベガスで人生初シルクドソレイユを観ました。これがラスベガスならではの感想なのか、そもそもシルクだからなのか分からないけどジャニ舞台との関連を考えちゃうっていうかこれが本物か!!っていうか…とにかくジャニヲタに「聞いて聞いて!すごかったの!!」って話したくてたまらなくなったのでとりとめもなくシルクの話をする。なんつーか、すごい読みにくい文章にしかならない自信がある。頭の中でまとまってない。

 

■まず私のスペック紹介

・ジャニヲタ歴20余年のうち、主に担当としていたのは嵐

・長らく嵐担だったのでジャニーズ舞台ほぼ縁なし

・若い頃はミュージカルが嫌いだったので光一担の友達がSHOCKに誘ってくれても断ってしまってました(ごめん)

・ジャニワを観て、これは本物を知らねばならんと思って上記光一担にSHOCKに連れて行ってもらうようになりました

・ジャニーズ舞台観劇経験値:2012年のsummary(えびセクどっちも)、ジャニワ初演(廃人)、トニトニ、2014の滝沢演舞城、2015と2016のSHOCK

要するにジャニーズ舞台教養があまりありません!いや〜教養ある人の感想文を読みたい本当は!

最近何かで見たんだよね、堂本光一さんが三大素晴らしいショーだかなんだかを挙げてる記事があって、その1つが『オー』でした。確か。ソースさっぱり覚えてないけど。こーちゃん(私は20年前から光一さんのことをこーちゃんと呼んでいる*1)が昔からオーを絶賛しているのは何かで知ってたけど、今まで観た中で最高のショーとか何とか言うもんだから気になるじゃない、だからラスベガスに行けることになったのでその旅行に『オー』観劇を組み込むことにしました。

 

■ 『オー(O)』

1.チケットを入手

どうもチケマスで自分で取れそうだったので事前に手配業者とか全く検討しなかったらそのままうっかり出国。もう当日窓口で売ってたらでいいわ〜と言ったら連れに「いや買っておけるなら買いなよ」と言われてしまったのでアメリカに着いてから慌ててチケマスをチェック。*2 すると、翌日公演のセンブロの5列目が売ってるやないか!もちろん料金の安い他の席もあったけど、どうせならここがいいんじゃん?と連れも言うので、えーい!と一番高い180ドルの席を購入。*3 英語ちんぷんかんぷんだけど何とかeチケットみたいなやつを選択。バーコードの画面が出てきたのでとりあえずスクショ撮りつつ画面を開きっぱなしにしておく。

 

2.いざ会場へ

ってな感じで恐る恐る会場のあるベラージオへ。そう、ベガスはホテルの中にシアターが併設されてて、あちこちのホテル内でショーをやってるのね。シルクだけでも7つ?8つ?あった。1つの通り*4沿いでシルクが7演目?8演目?×1日2公演やってるのよ毎日。うーわ桁違い。ちなみに何でベガスにはでっかいホテルがあんなにいっぱいあるかってカジノ作るには客室必須とかルールがあるらしいよ。で、カジノ客を集めるためにショーをやってるらしいよ。逆に日本のOLCは舞浜をそういう相互作用のある複合リゾートにしたかったのにZEDは大赤字作って撤退しちゃったね。*5
話逸れた。カジノを抜けて奥にあるシアターへ。そう、なるべく色んな人がカジノを経由するようにホテルが作られてるんだよ。エレベーターもLobbyがないの!Casinoなの!Casinoボタンと客室ボタンしかないの!また話が逸れた。で、携帯上のバーコードを係員に見せる。私の携帯で2枚分表示していたけど「One~ Two~」とリーダーで携帯上のバーコードを読み込んでさっくりクリア。よかった。

 

3.ネタバレ感想

・OP:客席からある人が選ばれ、幕の前に立ち、紙を渡される。撮影禁止ですとか注意事項を朗読。あら、一般のお客さん読むの下手ね、あはははは!みたいな雰囲気の中、席に戻ろうとしたら腰につけたハーネスでシャーーーッと上に引っ張られちゃう!あーーーーれーーーーー
…ってこれどっかで。
うんそう、ジャニワのOPにそっくり。「ここ僕の席だよ!」「私の席よ!」「チケットを見せて頂けますか?ああ、お客様のお席はあちらですね、お席にご案内しますのでしっかりつかまって!」バサーッ!てーれってれ~てーれってってれ~*6

・あーーーーれーーーーーのあと赤い幕が左右に分かれさーーーっと奥に引っ張られる。
…あれ、SHOCKのOPってこんなんじゃなかった?

・でも幕を開けたら目の前がプールなんだわ。何これすげぇ。で、舞台の奥から回転木馬みたいなのとアンティークなドレスのトルソーとかが吊られてこっちに向かって来るのよ、上下動しながら!!そんでプールに浸かったりするのよ、何この幻想的なの!いきなり度肝!!!木馬とトルソーだよ。木馬とトルソーだよ!!プールに沈む木馬とトルソーだよ!!(謎の興奮)

・なんかストーリーがあるようで、常に夢の中をさまよっているような幻想的な舞台なので、よく分からないけど気が付いたらシーンが変わっていて、気が付いたらファイヤーダンスしていた。あれ、これもSHOCKでこんなようなシーンが……

・プールの上の舞台で軟体技が繰り広げられたり代わる代わる飛び込んだり、また所々でシンクロナイズドスイミングが始まったりするの。ここがすごかったんだと思う。シンクロなんてオリンピックで観るものだった。ショービジネス上のシンクロなんて観たことなかった。

・そんでシーンが変わって鳥?の格好した人が、プールだと思っていたところの上をかけていったりするの!つまり、プールの底が稼働して、深くなったり、水面を超えてただの床になったり、自由自在なの。このシーンの場合浅ーーーいプールにしてあるわけだけど、さっきまでそこはプールだから、まるで水面を走っているみたいに見えるの!!ハァ~あれはすてきだった。

・シンクロやファイヤーダンスもすごいけど、天井から吊られた輪の上でのパフォーマンスとか、ものすんごいエアリアルティシューの技とか、頭で支えてるだけでひっくり返った状態で………あーあれなんて言ったらいいんだ!!もう超絶技が次々出てくる。ひたすら拍手。

・ラストシーンはあほみたいな高さから飛び込み。これほんと、何十メートルあるの?!足竦むよこわいよなにあれほんとすごい。まじ幻想的で美しいのに意味分からない技連発でひったすら拍手拍手でした。すごかった。語彙がない。すごかった。

・これはスタオベ!!!!!と思っていたのに、1回引っこんで戻ってきたときにスタオベしようかな~と思っていたらカテコは1回だった。しくった。

 

■『カー(ka)』

1.チケットを入手

この衝撃はシルクだからなのか、オーだったからなのかを知りたい!だから他のショーも見たい!とだだをこね、調べた結果、直前まで売れ残ってしまったチケットを対象に安売りしてくれるチケットのディスカウントショップ・その名も Tix4Tonight があることを知る。あ~Wi-Fi便利~!なのでもしそのT4Tでお目当てのチケットが売ってたらもっかい観てもいいことにしよう!と決めた。
この日は夜にベガスに戻ってくる予定だったので事前に店舗の場所だけチェックしておいて18時頃T4Tへダッシュ。まあやっぱりまずはダメ元で2番人気のKaかな、と聞いてみるとなんと19時も21時半もどっちもアルヨアルヨチケットアルヨ~とのこと。まじか。いくらその日平日とはいえそんなもんなんか。席も確か一番高いのは120ドルくらいだったかな?それと102ドルと81ドル?の3種全部扱いあり。まじか。座席表検索してみると一番安いのは相当後列っぽい、と言うことで21時半の102ドルにするわ、と伝えると渡されたのがセクション101のJ列。そう、1階席上手ブロックの前から10列目。あれ、結構よくない?なんか入れなかったら3日以内に領収書とクレカ持って戻ってこい?とか、21時には会場に行けだか21時に開場だかどっちだかわかんないけど、そんなことをちんぷんかんぷんの英語で言われて終了。

ちなみに102ドルってのは定価の35%オフです。って書いてあった。だから本当は155ドルくらいのチケットなのかな??公式で買うと販売手数料とかもかかってオーとか更に10ドルくらいしたんだけど、T4Tでは手数料含んでるのか分からんが102ドルっていうか101.5ドルしか払ってない。すげー!日本にもほしい。*7

 

2.いざ会場へ

T4Tについて調べてたらT4Tでもらえるのは引換券なのでまた窓口にいかないといけない、ってどっかのブログに書いてあったんだけど、チケットには座席番号はっきり書いてあるし、いざMGM行ったらそのまま入れた。もぎりしてるのも衣装着てメイクした人で、しかもめっちゃ日本語上手い人だったw完全に外国の方なんだけど、めっちゃ日本語で教えてくれたww助かったwあれはシルクの人だったのだろうか?ホテルの人なのだろうか?オーは普通にスーツの人だったよ。

 

3.ネタバレ感想

・何がすごいって席がね!!!席にスピーカー付いてるの!!!!耳元から聴こえるの!!!!!!!映画館のみならず舞台まで!これ日本に欲しい!

・でも前列との高低差が少なくて、椅子の背もたれがすごく背が高くて(アメリカサイズな感じ)オーの方が見やすい。

・客席の上空にもセットがあるの。例えるならJr.マンションがステージ上じゃなくて客席に飛び出してる感じ。


でもここで私は大きな間違いを知る。カーってサーカスっていうよりミュージカルなんだね?!?(と言っても喋らない歌わない英語力要らない。) 明らかにストーリーがあって、パフォーマンスも始まって初っ端がバトントワリング。オーのスケールに圧倒されていた私は正直ここで拍子抜けしてしまう。まあ考えたらサーカスって元々ジャグリングとかするわけだし、バトンもその要素あるか。そうだジャニにもバトン少年がいたじゃないか。あー、だから、ジャニには時折バトン少年が入所するのか。バトンって私は学校の部活のイメージばかりだったんだけど、ショービジネスのパフォーマンスだったのか。帝劇でバトンするのも空中ブランコするのも同じジャンルなのか。
納得しつつ、ちょっと正直、なにか寂しい私^^; ぶっちゃけ、この違和感は最後まで続きます。

そんな感じでバトンテクや音楽や踊りやお芝居のシーンを経て物語は進む。船が沈没して人が船から投げ出されるシーンのあと紗幕に海が映し出され、さっき投げ出された人が天井からゆっくり降りてきたり…あ~ここ、ジャニワのヒンデンブルク号みたい…。ただメインのセットがすごい。床が床じゃないのよ、それ自体が大きなお皿みたいで、水平にすれば床だし、それが稼働して斜めになって舞台の奥でも見やすくできるし、思いっきり斜めにすれば坂のセットになるし、思いっきり垂直にしちゃえば舞台上のものが全部奈落に落っこちてすぐ場面転換するし、その舞台自体が映像を表示できる感じになっているから垂直にすれば状況に応じた背景になる。すげえ。垂直にした床っていうか壁っていうかをワイヤーで駆け上がって行ったり、その壁から棒が飛び出してきて、そこにつかまってぐるぐる回ったり移動したり滑り落ちて下の方にある棒につかまったり、変幻自在。すげえ。ただ、オーのすごさとは何か違う、、、ベガスまで来たからこそこのすげえセットを見れてるんだろうけど、、、。

途中、あれはビヨンビヨン*8 あんな伸縮しないけど見た目的にはあんなやつに腕の力だけでつかまって、男女が色んな技でフライングするところはすごかった。ただその男があれ何役なの?ターザン?パンイチみたいな格好なのに肌がものっすごくラメラメしてて、キラキラ輝くパンイチなのwなんかちょっと…wいやごめん。いやでもやってることまじすげーんだよ!何って、片方の人は何にもつかまってなかったりするのよ。ビヨンビヨン(仮)をつかんでいる人の足首にしがみついてるだけだったりするのよ。これが5分くらいある。頭おかしい。しぬよ。ってか…事故あったし…ここじゃないけど……。これがKaのすげえポイントその1。

Kaのすげえポイントその2は大車輪みたいなのがあってそれを人力で漕ぎ、そしてその上で芸をする。ハーネスなしで。しぬよ。ってか(自粛) 途中、技をしかけてやれずに1周見送ったり、技ミスって道具が吹っ飛んだりしたのが生々しくてこわい。無事に終わってマジ拍手。こわかった…。でも観ていてやっぱり思い出したのはA.B.C-Zの大車輪。Kaみたいに危なすぎることはやらなくていいけど、安全に似たようなことやろうとしたのかしら…とか関連あるのかないのか知らないけどジャニ舞台はシルクの影響受けているのかなあとか勝手に考えた。えびのことよくは知らないからえび担にシルクとえびについて語ってほしい。

Kaのすげえポイントその3はなんと4Dフライング。Kaの見所、目玉、ハイライトらしいんだけど観た瞬間思ってしまった、「4Dフライングやん。」
前述の床が垂直の壁になって、そこに映像が投影される。そして壁に対して垂直に、ハーネスをつけた出演者が飛んだりやっつけられて吹っ飛んだり、バトルするのだ。4Dフライングやん。たぶん、なんかちょっと寂しくなってしまったのはここのせいもある。なんだ4Dフライング、ってなんだってレベルではないんだ本当に!!*9 めっちゃすごいっていうか、あー4Dフライングの正解はこれか~って感じではあるんだ!ただ、4Dフライングなんだよ。オーで観たアホみたいな高さからの飛び込みとかシンクロとか軟体技とかはないのだよ。だからなんか、ジャニの上のレベルを観たって感じで、オーの時に感じた「何これ観たことない!!!」って感じはなかった。

とまあこんな感じでKaは終わった。なんかちょっと、拍子抜けしてしまった理由、それは拍手したいシーンが少なかったからかも知れない。オーはちょこちょこ拍手の連続だった。とはいえKaのネットの評価はまじ高い。Kaほんと人気。Ka好きな人怒んないで…私がシルク=サーカスと思っていたのが悪かった。超絶パフォーマンスを挟むお芝居ってジャンルがあることを知らなかった私の準備不足でした。

 

■まとめ

シルク=常に拍手したくなるような技の連続、というイメージなら『ミスティア』を観るべきだったんだろう。たぶん。結局観れなかったからガイドから得る情報だけで言ってるけど。もしあと1日あったらミスティアを観た。でも『Michael Jackson:ONE』も気になる。*10 でもでもやっぱり、もう1日あったらオーおかわりしたい。
前にこーちゃんが何度もベガスに行ってるのを何でそんなしょっちゅういくんや、ショー見るためだけにベガスってさすがショーマストゴーオン~なんて思っていたのだけど、全然気持ちわかる。寧ろ海外旅行じゃなくて、ショーのための交通費っての全然分かる。オーがラスベガスでしかやってないから、観るためにベガスに行くしかない気持ち全然分かる。私も来月にでもまたオー観に行きたい。なんかほんと、そんくらいの気持ちになった。あ~返す返す準備不足だったなあ!シルクって何者なんだろう!!
…と胸の高鳴り止められないので、いまトーテムのチケットを探していますww あ~あ~、またひとつ金のかかる守備範囲広げてしまった。ちゃんちゃん。

*1:ほんとは光ちゃんと表記していたけどJUMP担となった今それは『ひかるちゃん』に読めちゃうのでこーちゃんと書く。

*2:検索していて最初に出てきた解説サイトさんの見よう見まね。他に手段があったのかどうかすら知らない。

*3:そこに手数料が入るので結局20800円くらい。

*4:ベガスはメインの大通り(片側6車線!もある。まじ大通り)沿いにでっかいホテルが何軒も連なっている。

*5:あれは震災の影響もあるから例に出すのもかわいそうだけど。。。でも48系おたの友人が言ってたけどあのハコいいらしいね!「どの席からも見やすくてよかった!ジャニもあそこでやったりすればいいのに」それはチケット争奪の血の雨が降りそうだけど(アンフィシアターはキャパ2170人)活用されてるならよかった。

*6:こういう、一般のお客さんと見せかけて仕込み=ジャニワなんだけど、これがショーの常套演出なのか、ジャニ舞台あるあるなのか、いやジャニワ流なのか知らない。教養ないから。

*7:T4Tは売れ残ったら出回るものなので完売してたら観れない、だから絶対観たいなら事前にチケット買っとけ、と色んなところに書いてあったけど結局Kaは私の後ろも何列も空席でした。オーはたぶんT4Tには出回らない。私が行った時も完売表示だった。売って完売になったのかそもそも扱いないのか知らないけど。定価(チケマス)のいいところは席が選べる!T4Tは価格帯(カテゴリーと言う)しか選べません。その価格帯だとどの辺?って聞いても定価の価格表すら見せてくれない。カテゴリーの分け方はいつでも一緒だけど値段は日によって違うっぽい。私は安い日だったっぽい。

*8:嵐担にはビヨンビヨンで通じると思うんだけど正式名称しらない。ビヨンビヨンてほんと失礼だよなwwwでもそういうジャニーズイズムに照れくさがるような嵐で育ってるんだよな私~っていうのと、23,4歳のころはそうやってはぐらかしていたくせに三十路になったら原点回帰しちゃうんだからねえ!老いって不思議ね!ww ていうのと。

*9:事故があったのは前述のすげえポイントではなくここだと知って青ざめるジャニヲタ。ジャニは高さがないから大事には至らないだろうけどっていうかそこまで無理しないでいいよ…安全第一…

*10:こないだSakuraのMステ見て思い出したけどあの時じいまご、ONE観てるのね!わ〜潤が観たやつは観たかった〜未来の嵐コンの予習だったかもしれないのに〜でも未来の嵐コンに入れる確証ないしな。

【祝入所20周年】私の好きな櫻井翔20選【1995-2015】

昔、友達にこんなことを言われた。

「ジャニヲタって、好きなアイドルがジャニーズに入った日をお祝いするってマジ?何それwそんなことまでお祝いするの?ジャニヲタってほんと面白いよね~」

いや、私からしたら寧ろ入所日こそ一番大切だよ!だって、たとえ生まれてきてくれてもジャニーズ事務所に入ってくれなければきっと私の人生には何も関係なかったことだから。*1 もちろん、デビューしてくれなかったら知らんうちに事務所辞めてたかも知れないので結成日やCDデビュー日も同じ意味で欠かせない。でも何より本人が本人の意志でジャニーズ事務所のタレントとしての人生を始めてくれたその日があるからこその今日(こんにち)である教信者(デビューするしないは本人の意志に拠らないことがほとんどだけど、履歴を送ったのが誰であろうと無理やりだろうと逃げずにオーディション会場まで行ったのは本人の足であり、その後も事務所に通い続けていたのは他の誰でもない本人の意志のはず)なので、私は入所日が一番おめでたい日だと思っています。*2

特に櫻井翔という人はまさか20年もここにいるはずじゃなかった人です。前途洋洋な中学2年生だった櫻井少年が1995年10月22日にトチ狂ってジャニーズ事務所のオーディションを受けに来てしまったがために今がある。そんな翔くんだったからこそ今日は流石に祝いたい。だけど今はすっかり他の子に夢中な私が今更翔くんにラブレター綴るのもお前どの面下げて…って感じだから、この20年のうち私が好きな、というか思い出深い発言やエピソードを20個紹介してお祝いの言葉に代えさせて頂きたいと思います(結局どの面下げてな状況)こういうのがポンポン思い浮かんで、さして時間もかけずにソースも出せる自分が嫌だ……脳みそもっと大事なことに使いたい…。だいたいエピソードの時系列順(一部あやしい)。

※「桜井」から「櫻井」に改名した2002年以前*3の出来事は「桜井」として記憶しているため、あの頃の話をするときは「桜井」じゃないと目で見て落ち着かない、というどうでもいいこだわりがあるのでわざと一部「桜井」です。ご了承ください。

櫻井翔さんのエピソード20本ノック~

  1. 松本潤の家庭教師だった一連。「俺、高2の夏を松潤に捧げたと言っても過言じゃないからね?」 (ポポロ 2002年の夏頃)←切り抜いてるから号が分からない

私はあの頃の翔潤が本当好きで好きで…!渋谷の道玄坂を登るタクシーの中での進路指導(中3の潤「翔くん、俺、高校行かない!仕事したい!(翔くんなら背中を押してくれるはず!)」翔くん「…いや、高校は行っといた方がいいんじゃね?」潤(ガーーーン!)*4)から潤の中学の卒業式の前日に潤の家泊まって、いってらっしゃいって卒業式に送り出したところまで日々が萌えのかたまり~すぎて嘘みたいな事実。当時の潤の翔くんへの絶大なる信頼度も大好きすぎる。あとなんで潤がそんなに翔くんに憧れてたかって、翔くんは何でも自分で考えて自分で決めてるところが大人に見えた(「うちの親放任だからね」by翔くん)という理由がすごく好き。

  1. MUJIC JUMP(少クラの前身番組)で、ユニット毎に名前呼ばれて軽いダンスをするところで振付されるのを拒み毎週自分達で振付を考えていた。

ずっと芸能界で生きていく気はないからデビューしたい、他の人を蹴落としたい、という気はないくせに見せ付けたい欲があって負けず嫌いな矛盾が好き。あと高校の学祭でもダンスチーム組んで踊ったりして、あの頃のダンスに自信のあった翔くんが好き。とにかく何を言われても私は踊る翔くんはカッコイイと思っているし、今はさておき若かった頃の翔くんのあの目にうるさい踊り方が大好きだった!否定は受け付けません!w

  1. 「後から入ってきた奴と何で同じ勉強をしなきゃいけないんだ、とか思ったけど」「女の子にチヤホヤされてるから勉強できない、とか思われるのが悔しかったから意地になって勉強してた」(SAY 2004年?号)←切り抜いてるから号が分からない

後から~の話はこれぞ内部生って感じで。そりゃそうだよね、内部生は内部生で色々あるよね。そんな環境でこういう意地を張るっていうのがさ~あんた本当昔から一貫してそういう人だよね!っていう。(アイドルがどれほどか見せてやんよ!といい、対学内にしても対芸能界にしてもバカにされる環境でなにくそ!ってなるのが翔さんの基本スタンス。)「休めなかった、っていうか休みたくなかった」から無遅刻無欠席だったエピにもえらい憧れて、私も中1から高3まで無遅刻無欠席しようとしてたw部活の大事な荷物を忘れたことに気付いても取りに帰らず母に学校へ持ってこさせてまで無遅刻を維持した()のに結局高3の春に38℃出して私は翔さんに負けました。

  1. 「俺がいた学校もジャニーズ事務所もすごい閉鎖的だけど、学校から離れたとこで、東京以外のいろんな場所からいろんな年のいろんな奴が集まって、そいつらの地元に行って遊んだりとか楽しかった」(H 2004年4月号)

これ、何か分かる。例えどっちも極端な世界だとしても、今までのスタンダードを覆すような世界が見れて楽しかっただろうねって。これが、デビューしたくもないのにJr.辞めれなかった理由だと思う。他にも「いつか辞めなきゃ、とは思ってたけど明日辞めようとは思えなかった」とか言ってる。よく辞めたかったエピソードばかり取り沙汰されるけど、辞めたかったというより辞めなければいけないはずだった、なんだよあの人の場合。去年の徹子の部屋でも同じこと言ってたのが嬉しかったな~ちゃんと忘れてないんだなって。以前夜会にMaliaさんが出てきた時もこの発言思い浮かべてました。

  1. 若い頃は口を開けば下ネタ

具体的発言を挙げてったら枚挙に暇がないのですが、現在の名誉のために黙っといてあげます(松茸とか笛とかは有名だと思うけど)。でもこれ智も大概だかんな。10代~二十歳そこそこの頃のあの二人ひでぇかんな。本当はこの下に例文用意してたけどやっぱり現在の名誉のために泣く泣くひっこめました。ヒントは嵐音(大喜利の回)です。

  1. 「俺昔あそこ(渋谷)に住んでたみたいなところがあって。1週間が7日だとして、8日分はあそこにいたっていうか(笑)」 (Wink up 2000年7月号)

1週間の最大値は7日であるということを踏まえた桜井さん流ジョーク。と同時にチャラライに思いを馳せる一節。

  1. 「俺コンサートのコンセプトとして、ファンの人も一緒に参加できるっていうか、俺らが一方的に魅せるコンサートじゃなくて、一緒に楽しんで一緒に作る感じの、がよくて。ただなんか、カッコイイだけじゃなくて、ほんと楽しかったな、って、感じ。夏(のコンサート)も、この先も。」 (2000年 『スッピンアラシ』)

たかが1ツアーやっただけの状態でこのポリシー持ってて、しかもそれがホントに「この先」までブレてないところは信頼しかない。

  1. (この頃m-floのVervalさんによくしてもらっているという近況報告で)「紹介とかしてくれる時に今年のマイメン桜井くんって言ってくれるのもなんかよくて(笑)」 (Wink up 2000年9月号)

その10年後にはマネキン5の櫻井守改造計画で一緒のお仕事するとは、この頃は思ってもなかったよ………*5

  1. 桜井「はいはいはい!!!」二宮「はい、そこのジャイアン!」相葉「(司会のニノに向かって)ジャイアンは指すな!絶対指すな!」桜井「ブラッドピット!」二宮「ファイナルアンサー?」桜井「ファ…ファイナルアンサー(笑)」相葉「ちょっと待って!!ちがう!ちがうよ!」二宮「正解!」相葉「もぉ~あのジャイアンほんとヤダ(泣)」 (2001.07.17 嵐音 クイズGo!Go!にのもんた)*6

これはもう、分かる人だけ分かってくださいw翔くん昔はガキ大将って感じで、まさきやキャラ変前の潤を理不尽にいじり倒していてまぁ~クソガキだったので、最近の翔さん見ると「お顔も身体も中身も丸くなられて…( ◜◡◝ )」とは思うよね~。いや、30超えてガキ大将でもイタイから翔くんってば本当いい歳の取り方したよね!と心から思ってるけど、ふとクソガキ時代のものを見る(聞く)とあぁ~そうだ翔くんってこういう人だった!って思うほど別人だなって(あと私翔くんのこういうヤラレキャラじゃなかったところが好きだったんだけどなあ…w)ところでクイズGo!Go!にのもんたってコーナー名今見てもふざけてるし本当嵐音って天才だと今でも思うし、ああいうこと後輩のラジオでもやって欲しい。クイズGo!Go!*7

  1. ケツメイシm-floのアルバムのスペシャルサンクスにクレジットされる

私、少なくとも当時そんなジャニーズ見たことない。どこどこのパーティ行ったらリップスライムのイルマリさん(しかも「くん」付けで呼んでた記憶)やその妹さんに会ってどうとかこうとかラジオ(SHO BEAT)で言ってたこともある。アイドルにイケイケ要素感じると基本怯えるけどw、翔くんのイケイケ感にはカッコよさだけ感じていたなあ、何故だろう。先日クラブで~とかあの人平気でラジオやアイドル誌で言いまくってたけどw、変な不安を感じたりはなかった。当時のイケイケな人脈は今どうなっているのだろうか~。

  1. (試験直後に出たMステで、タモリさんに自信のある科目は?と聞かれて)「中小企業金融論」 (2003年8月1日 ミュージックステーション

翔くんがはっきりと履修している授業名を言葉にしたのはこれと、大学1年の時の「物理」だけな気がする。

  1. 「弟さんの話はよく聞きますが妹さんの話は聞きません。仲良くないんですか?」といった質問に「仲は良いです。仲は良いけど、俺が勝手にテレビや雑誌で話したことを妹の学校の友達が見たりして、自分が話してもいないことを友達が知ってたらそれは妹のプライバシーの問題になるから、妹が私生活送る上で邪魔になることはしたくないので妹の話はしません。弟はまだ小さいからプライバシーって言っても、と思って弟の話はしてるけど、弟ももう少し大きくなったら弟の話もしません!」(2003年 SHO BEAT ※ニュアンス)

前にTwitterでも話題にしたけどほんと翔くんっぽくって大好きなエピソード。妹さんの話を極端にしないのは私も気付いてたから、理由に超納得した。その後話してくれた妹さんとのエピなんて骨折した時(2008年)とかそんなもんくらいな気が。
他方、「お前の弟プロレスラー*8」とか散々ネタにされていた相葉弟(犯人はだいたい桜井二宮)(だからか知らんが松潤が好きな相葉弟)

  1. 「それ(食器)はディッシュウォッシャーに入れてポンッ!よ」 (Myojo 2003年の暮れくらい)←切り抜いてるから号が分からない

「さっき台所で翔くんが『お皿の洗い方知らない』って言ってた…」とドン引きの潤に「普段家で食器とか洗ったりしないの?」と言われたときの一言(当時実家暮らし)。せめて食洗機と言ってくれ。

  1. 「笑顔の未来が待ってるといいな」 (2004年1月 『Jouful』『ペンの指す方向』のリリック)

基本的に翔くんはこっちが心配してやるようなタマじゃないと思っているけど、流石に大学卒業前の3・4ヶ月は様子がおかしかった。もう迷いなく嵐として限界までやってみる覚悟はあるように見えたけど、それがどこまでうまくいくか自信はないんだな…っていう弱さとか、今まで芸能生活=学校との両立だったのがいよいよ芸能一本になる不安感とかがあの曲には詰まり過ぎててさぁ。そんなん見てたら何の力もないガキの分際でも「大丈夫、絶対私たちが『笑顔の未来』にしてあげるから!!この選択を後悔させないから~~~~~!。・°°・(>_<)・°°・。」とか思っちゃったよね~という遠い思い出。でも「笑顔の未来」っていい言葉じゃないです?私は今でも思うよ、翔くんが今、笑顔の未来にいるならそれでいいです。

  1. コンサートの1部2部の間にピザをたらふく食ったら気持ち悪くなって、2部の途中で吐く (2004年8月17日 いざッ、NOW!@長野ビックハット)

好きな食べ物:ピザ っていうのがJr.の頃から変わらないのもいいし、おめえ1日2公演って人生で何回やってきたと思ってんだよ、そんくらい分かるだろ!っていうアホさもいい。でもピザ取ろうと言い出したのは潤。

  1. 二宮「翔くんはマッスルミュージカルに出ます」

相葉ちゃんと大野くんが舞台やるよ。遠いけど来れる人は是非。 的な話をして
二宮「そんで翔君もそのあと舞台が決まってね、何だっけ」←4人に話を振ってる
マッスルミュージカルー/
二宮「何でそれ知ってんの;」←何でだっけ~?雑誌か何かでネタにしてたよね?するとマッスルミュージカルのロゴがモニターに表示される(笑)
櫻井「うわ何でこれ出て来てんの!?」
二宮「あーなんかローソンかなんかにあったから貰ってきたらしいよ。で、翔くんどこでやるんだっけ?」
櫻井「え……………真駒内?笑」←出演者のテイで適当に答えてる
(2005.08.06 One@きたえーる)*9

同じ意味で、嵐の「角田さん」*10いじりやTimeのDVDに入っているあのMCも好きです。ちっちゃいJUMPちゃんの前でふざける筋肉お兄さん。私は若い頃の筋肉質な翔くんが好きでした。ところでこのキャラ(使えない筋肉キャラ)は同じ匂いをHey! Say! JUMP岡本圭人くんにも感じています。

  1. 「今日も弾の分だけ札が舞う 右とか左とかではなくただ僕知りたい聞きたいことはひとつ Where's the love, y'all Where's the truth, y'all」 (2006年1月)

The Black Eyed Peasの『Where Is The Love?』にのせて、「あのビル落ちた日考えました」*11から始まる反戦反テロラップのリリック。“こういうこと言っちゃう俺”をわざわざ主張してくるうっとうしさが櫻井純度高すぎるし、特にここで言う「右とか左」は保守と革新、愛国とリベラルの意だと勝手に捉えているので、そういうことを言いだしたことがものすごく………なんていうか、純度高い!(あとここの押韻タイトで好き。)

  1. 「学校や職場で隠れキリシタン的な、隠れ嵐ファンって人も多いと思うんですよ。(会場:爆笑) でももう言ってもいいんじゃない?(笑)」 (2007.09.02 1部 Time-コトバノチカラ-@新潟・朱鷺メッセ

言ってもいいんじゃない?だか、言っていこうよ!だかもううろ覚えだけど今まで行ったコンサートの中で一番心に残っている言葉。「昔はお前のことバカにしてたけど最近すげえって思うようになった」みたいなことを人に言われたけど俺らはこんなもんじゃないですよ、まだまだ行くよ、だからもう嵐が好きだって周りの人に言っていこうよ、皆で上を目指していけるんじゃないか、っていうようなことを最後の挨拶で言ったんですよ。あれはしびれた。(カムアウトすることでみんなで流れを創ろうって思想、今考えると味わい深いな。その共犯関係をこっちに求めてきたあたりが。)これを聞いて「笑顔の未来が待ってるといいな」なんて不安はもうないよね、今いるのってまさに笑顔の未来じゃない?って思ったのをよく覚えてる。
ところで最近オーラス詐欺について調べていて気付いたんだけど、この朱鷺メッセが本来のオーラスで(この発言があったのは1部だが)、この日が現状嵐最後のアリーナ公演なんですね。すっかり忘れてた。そんな日にこの発言したのかと思うとちょっとたまらんな。

  1. 何秒以内でコメントお願いします!みたいなのが上手い

これそもそも何で上手くなったかってSHO BEATで曲をかける際にイントロの秒数逆算して曲を先にかけてもらってイントロ中にその曲の説明や音楽的背景とかを語ってアーティスト名・曲名言ったらドンピシャに歌が始まる、っていうことを誰に頼まれてもないのに何か勝手にやりだしてw生放送でもないからそんなの全くいらんのにwでもそれがほんと上手かったしスマートだったし、気が付いたら番宣で何秒以内にコメントお願いします!みたいなのがめっちゃ上手くなってて。それきっとあの無駄なイントロ逆算力が活きてるはずだから、身につけて無駄なスキルなんてないんだなーってw

  1. 好きなお酒は芋焼酎。一度に2つ頼んで1杯目をちゃっちゃか飲んで残った氷を2杯目に移してキンキンにして飲む。

って話を2年くらい前に聞いたか読んだかした気がするんだけどソース忘れたw 昔から酒強いキャラの翔くん好き。でも肝臓(と肺)はお大事に。

 

*****
よし20!しかし今日から21年目に入るわけですのでこれからの前途を祝して21個目もつけます。

  1. 自分の外側にある最大の敵は?という質問に 「作られた真実」 (CUT 2013年7月号)

結局お前変わってねーな!!w


翔くん、勤続20年ありがとう!これからもお仕事がんばってください。

*1:とか言うと、私はその子が好きなのかジャニーズが好きなだけなのかジャニーズなら誰でも良いのか? という話になりそうだけど、歌って踊っている姿を見て好きになった自分にとっては少なくともジャニーズの人だから目に留まったことは否めない事実。

*2:と同時に、産みの親であるヒロムを讃える日。

*3:成人を機に改名したっていうけど、色んなものが「櫻井」表記になったのは4月だった気がする。3月のハワイツアーのWSの時かな「本名の櫻井に改名されたそうです」みたいにさらっと言われて「はい???」みたいな。GWにいいともに出るまで本人の口から説明なかったからしばらくはマジ櫻井って誰だよ、って思ってた。この気持ちはきっとシゲアキ担としか分かり合えない。

*4:っつーか潤、それで高校行ったからこそ「なーみのっ」に出会ってんだからな。高校の出会いが潤に与えた影響でかすぎるのに行った理由は翔くんに諭されたからだからな。たまらん。

*5:何なら、lovesを夢見たことすらありました…無理って頭では分かっていても。でも、念願の共演がまさかマネキン5とは…そもそもVervalさんの変貌っぷりにもびっくりだよ…。

*6:ジャイアン=翔くん。ジャイアンって呼ばれている理由は多分ボーダーの服を着ているからだと思うけどラジオなので定かではない。そもそもラジオで突然伝わらないあだ名をつけるな。

*7:らじらーの「今夜あなたを口説きます」にはちょっと嵐音と似た匂いを感じている。たぶんいのおさんの下ネタ匂わせ力のせい。

*8:補足するまでもないが、その頃相葉弟は中高生なので当然プロレスラーではない。

*9:当時の私のレポより。ってか当時やたらミュージカル隊長いじりされてたけどその頃まだBeautiful Gameのこと公表されてないから、WSSを経て次はマッスルミュージカルにも出る()からミュージカル隊長なのかと思ってたよ。ひどい。

*10:翔くんの腕が格闘家の角田さんみたいにムキムキだということで当時にのとかに呼ばれていたあだ名w

*11:もちろん2001.9.11

Blastで「いつか僕らが世界を変えて」いけるか~タイトなパイオニア(3)

櫻井翔読解において昨今断トツの面白さを誇っているのが2013年から3年連続表紙を飾っている「日経エンタテイメント 7月号」。もうこの3冊を並べて読むとおっもしろくってしょうがないのだけど、今日はその中でもコンサートの話をしているところを読み返しながら思うことをちょろっと。

 

2013年 『家族ゲーム

初年度はドラマ『家族ゲーム』の宣伝が中心なのだが、まあまず表紙の表情が違うこと違うこと(笑)吉本先生モード全開で、ここ数年見てなかった懐かしい目つきをしています。あーほんとこの頃は楽しかった!ってその話は逸れるからまた今度。

ここで特筆しておきたいのはこの前年にアラフェスを催していて、その辺から嵐は何か変わり始めている、なんてライターさん*1に評されていること。そしてこの頃の翔さんはとにかく焦っている。

これは嵐の総意ではなく、あくまで僕個人の思いではあるんですが、ここのところ切実に、「本当にこのままでいいのか」という思いがあったのは事実です。 

「カワイイ」の燃料だけでは(中略)10年後、30年後まで走れない。だから確かなスキルや、人気以外のところで評価される人になりたい、というのが僕の正直な気持ちです。

 

2014年 THE MUSIC DAY、BLAST in Hawaii

2年目は夏の特番「THE MUSIC DAY」の宣伝から始まり、控えるハワイコンの話になります。ちなみにこれより前にニノも日経エンタで「このBlastをシリーズ化して、世界中いろんな場所でライブをやっていきたい」といったようなことを言っています。それも受けて「彼らは(中略)新たなライブ・ブランドを立ち上げ始めようとしているようにも見える。」なんてライターさん*2の見出しからこんな話をします。

単なる夢のひとつ、というレベルで話してもいいのなら、僕の場合は、ライブをやることが地域振興につながったらいいなという思いがあります。例えば、観光客が集まらないような場所で僕らが大規模なライブをやって、地元のお店と組んで店をたくさん出して、とかね。

これを読んだ当時の私のツイート:

 

2015年 『~アブナイ夜会』他レギュラー番組について、BALST in Miyagi

3年目はもうこれ上甲さん楽しくなっちゃってるだろ…みたいな*3何がテーマのインタビューっていうかただの翔さんインタビューwでも今回特筆したいのは宮城の話。

このイベントの経緯を話すのはなかなか難しいですね。『Blast』という看板の意味は何かと言うと恐らく、「招致してくださったから出向いていくライブ」ということになるんですけど。だからといって去年ハワイで行ったものの宮城版が今回のライブかというと、そうではないし…。

僕らが初めてドームツアーをやらせてもらえるようになったのは08年。その頃から…例えば嵐が福岡でライブをやると、友達からメールが来るようになったんですよ。「今週末福岡に出張なのにホテルが全然取れないんだけど?」って。

そうしたことが続いたもんで、否応なしに(ライブの)経済効果というのを感じざるを得なかった。おごりとかでなく。

ならば、盛り上がりを望んでいるような場所に僕らが行ったら、ある種の地域振興になるんじゃないか?ーーという考えがまず僕個人の中に浮かんだんです、漠然とですけど。さらに震災が起きたことでより一層、そうしたことを考えるようになって。

こういう話を4人とはしたことはないけど…個人的にはキャスターをやらせていただくようになってからCSRみたいなことをよく考えるんです。どう社会貢献できるかを。でもグループの中でそれを実行に移すのはあまりにも僕個人のバイアスがかかりすぎてるから、バランス良くないかなぁと、そこは慎重にならざるを得ない。

 

で。ここをピックアップして私は何が言いたいのかと言うと、私はBlastシリーズを応援したいという話。

 

今ピックアップした足掛け3年に共通するのが「これはグループの総意ではなく僕個人の意見なのですが…」って前提。翔くんは、あくまで翔くんはだけどアイドル活動にCSRを求め出しているのですよ。おおお。そしてそれの具現化のひとつとしてBlastがある。

私は所詮櫻井翔さんの元おたく(っていうか嵐担の看板は下ろしたけど翔さんに関してはまだ片足くらいは現役でおたくかもしれん)(片足どころじゃないか……)なので他のメンバーの都合なんか知ったこっちゃないのテンションで言えば、翔さんが普通に会社員や公務員になってたとしてやりたいと思ったかもしれない仕事を、アイドルの立場でそれを達成できていることが私は嬉しくてしょうがないのですよ。それも絶対、会社員や公務員として取り組むよりもはるかに強い影響力を持って。

もし翔くんがデビューから逃れられて芸能界から足を洗い普通の大学生になり普通に就職したとしても、きっと社会性の高い仕事に興味を持ったと思うんですよ、そういう性格だから。女の子にチヤホヤされて、ただ自分のルックスや表面的なものだけでもて囃される人生はきっと嫌だったはず。でも、今の嵐ならそれだけじゃない、社会性の高いことができる。翔くんには不本意だった表面上のキラキラを動力に、翔くんが達成感を意義を使命を感じられるような仕事が出来る。なにこれすっごい嬉しい。翔くんが1回諦めたはずのことが、あの時強制的に手放させられたと思ったものが、逆にアイドルを極めたことでブーメランのように翔くんの手元に戻ってきたんですよ。国民的アイドルという武器を装備して。なにこれすっごい嬉しい!

だから私はBlastというプロジェクトを応援している。今回も開催前は散々叩かれたけど。学会をリスケに追い込む、ボートレースを中止に追い込む、旅館に迷惑をかける、宿が足りなすぎて他のイベントや観光地の集客に影響を及ぼす、「嵐 探し 辺り 騒がしいその凄まじい 騒ぎ まさに 嵐」なんてよくも言ってしまったと言わんばかりの大騒ぎ。まあ~前評判は散々だったけど、結果色んな方の支えがあって素敵なイベントになったんじゃないかと思っている。私のTLにはこちらが嬉しくなる優しいボランティアの方のツイートもいっぱい流れて来た。確かに迷惑だ騒がしいと思った人もいただろうけど、お祭りのように楽しんでくれた現地の人だっていた。まだまだ足りない部分は多いしあそこもっとフォローすべきだったんじゃない?ってとこもある。でもこれはポジティブなマイナス点だと思う。もうこんな騒ぎ二度とやらない方がいい、ってやつじゃない。これ、何回かやってみたらどんどん反省点なくなっていって、いつかすっごいイベントになっちゃうんじゃない?!なやつ。

多分これ、次があっても散々な騒ぎになる、次もその次もきっとダメ、完璧にはいかない。でも私はやってほしい。次は違う地方に行こう。また宿泊施設どうするんだ問題が起きるだろうね。じゃあオールナイトでやっちゃう?!…たぶんだめだろうね。日中のフェスにしちゃえば?それはいいかも。でも潤が夕暮れと星好きだからな~wどうしよう、夢が膨らむね。絶対その度に騒がしいわこれだからアラシックは…って言われる。でもやっちゃえよ!って無責任に思う。だって、ここまで人を動かせるの嵐だからだもん。そしていつか、有無を言わさぬ企画力がつくと思う。それは嵐だけじゃなくて事務所にも、エンタメ界にも、1つの指針になると思うのです。


なんとなく翔さんについて語りだすシリーズが続いてしまっている。前回のはこちら。

 

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*1:嵐ファンにはおなじみ上甲薫氏。

*2:前年に引き続き、上甲薫氏。

*3:2013年も2014年も2015年ももちろんインタビュアーは上甲薫氏。